2.管理職・中堅社員向け研修設計・講師派遣

管理職や中堅社員は、経営と現場、部下と上司、方針と実行の“橋渡し”を担うキーパーソンです。
しかし現実には「プレイヤーの延長」で止まり、役割に戸惑い、自信や成果を持てずに悩むケースが多く見られます。

株式会社賢嶺の研修では、次の3点を明確な目的とし、受講後に職場で行動が変わる状態を目指して設計・実施します。

    

   

【1】役割の再認識と視座の引き上げ

▶ 目的

「管理職・中堅社員とは何を求められる存在なのか」を再定義し、単なる業務遂行者から“チームを動かす人”へと視点を転換させる。

▶ 背景

多くの現場で「役職者なのに動けない」「中堅が育たない」といった停滞が起こるのは、視座と役割理解が曖昧であるから。

  

【2】実践につながる対人スキルと思考スキルの習得

▶ 目的

リーダーとして職場で信頼を築き、周囲を巻き込みながら業務を推進するための「対話力」「質問力」「構造的思考力」などを習得させる。

▶ 背景

従来の座学型研修では“知識はついても、現場では使えない”というギャップが課題になっている。「研修中に“実際に使ってみる”」「職場に戻って“即使える設計”」が必要。

  

【3】『研修で終わらせない』行動変容設計

▶ 目的

研修後、参加者が自ら考え、職場で実行し、継続的に振り返る行動サイクルを設計し、「職場の変化を起こす一歩」を踏み出させる。

▶ 背景

単発研修での学びが風化するのは、帰属意識や役割の自覚が低いままだから。行動宣言、アクションプラン、職場フィードバック設計などを通じて、「実践して初めて研修が終わる」という構えをつくる。

    

項目Before(よくある課題)After(研修後の変化)
役割認識「業務が忙しいので、部下育成は後回し」「自分が育てる立場。成果はチームで出すもの」
対人関係「言いたいことが伝わらない」「質問や傾聴で相手の本音を引き出せる」
判断力・推進力「なんとなく進めてしまう」「背景を整理して構造的に判断・伝達できる」
実行力「研修で学んだことを活かせない」「現場でやってみる→振り返る→改善する習慣がつく」

  

このように、「組織の中核を担う人材を“職場変革の実行者”として機能させること」が、株式会社賢嶺の研修の明確な目的です。
単なる知識提供や一時的な刺激ではなく、行動と仕組みを変える人材を育てることにこだわります。

  

1. 【マネジメント力強化】

  • 「成果を上げる1on1ミーティング術」
  • 「部下の自走力を引き出すフィードバック技術」
  • 「権限移譲と育成のバランス設計」

2. 【対人コミュニケーション力】

  • 「上司・部下・他部署との信頼関係の築き方」
  • 「対話力と傾聴力向上研修」
  • 「感情のマネジメントと伝え方研修」

3. 【中堅社員の役割意識と行動変容】

  • 「“プレイヤー思考”から“チーム思考”への転換」
  • 「中堅社員が職場を動かすためのファシリテーション」
  • 「納得感を生む説明力と巻き込み力」

4. 【思考力・課題解決力向上】

  • 「問題発見・課題設定研修」
  • 「論理的思考とクリティカルシンキング」
  • 「業務改善ワークショップ型研修」

5. 【次世代リーダー育成シリーズ(半年型)】

  • 第1回:自己認識とマネジメント基礎
  • 第2回:他者理解と対話スキル
  • 第3回:部下育成と関係構築
  • 第4回:業務改善と課題解決
  • 第5回:リーダーとしての意思決定と行動計画

  

オプション:現場での定着支援・アクションフォロー面談

1.ヒアリング(現場課題の整理)
 課題感・対象者の状況・経営方針・組織構造を整理

2.設計・ご提案
 研修のねらい、到達目標、形式、日数、評価指標の提案

3.研修実施
 双方向形式(ワーク・対話・ロールプレイ)を中心に展開

4.研修後レポート+行動支援
 アンケート結果+今後の行動設計のアドバイスを報告書として納品

  

企業・団体名実施内容
大手飲料会社支店長向け「部下育成とリーダーシップ」研修
ITベンダー課長職向け「マネジメントの基本」全6回研修
電力系企業中堅社員向け「思考力・対話力向上」研修
ガス会社「次期幹部育成道場」シリーズ(6ヶ月)
自治体職員「人事評価者研修」「職場改善の進め方」

  

  • 自社に合ったオリジナル研修をつくりたい
  • 研修をしても現場が変わらない/学びが定着しない
  • 中堅社員が指示待ちで、現場の推進力が弱い
  • 管理職が“プレイヤー”のままで、マネジメントが機能していない
  • 階層ごとに求められるスキルや役割を明確にしたい

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