会議が終わったのに、誰も動かない。決めたはずのことが、翌週には元に戻っている。部下に任せたいのに、結局自分が手を動かしている。
こうした現場の「あるある」に、精神論ではなく「仕組み」で答える一冊が生まれました。

型から入るマネジメント
――属人化をやめる、再現性の作り方
現場リーダーのための条件設計――「始める前」と「終わった後」で現場は変わる
著者:山岡哲也(株式会社賢嶺)
本書について
本書は、マネジメントを「経験と勘」や「個人の頑張り」に頼らず、成果に直結する基本動作=「型」として定義し、反復できる短い手順に落とし込む実用書です。
核となるのは、仕事を始める前に勝率を上げる「条件設計」と、終わった後に次へつなぐ「締めの型」。この2つを軸に、意思決定の渋滞解消、育成の仕組み化、施策の定着までを一気通貫で設計します。
製造、物流、建設、インフラ運用、店舗運営、医療介護、コールセンターなど、現場オペレーションを持つすべての組織のリーダーに向けて書かれています。
こんな悩みに応えます
決めたはずのことが守られない。保留が割り込み仕事を増やしている。
部下が育たない。任せたいのに任せられず、自分が抱え込んでしまう。
施策を始めても定着しない。気がつくと元のやり方に戻っている。
これらの悩みに共通する原因は、「マインド不足」ではありません。責任・基準・稼働・運用という前提条件が揃っていないことです。本書はその前提条件を「型」として設計する方法を、章ごとに具体的に示します。
本書の構成
「決める→育つ→続く」という一本の因果線で全章がつながっています。
前半:型の設計
| 章 | 解決する問い |
|---|---|
| 序章 | なぜ「正しい施策」が滑るのか |
| 第1章 型とは何か | マニュアルと型は何が違うのか |
| 第2章 条件設計の型 | 着手前に何を揃えれば勝率が上がるか |
| 第3章 決める型 | 意思決定の渋滞をどう解消するか |
| 第4章 育つ条件の型 | 抱え込みをどう終わらせるか |
| 第5章 続く型 | 施策をどう定着させるか |
| 第6章 締めの型 | 同じ失敗をどう構造的に防ぐか |
後半:型を強くする
| 章 | 解決する問い |
|---|---|
| 第7章 標準化 | どこまで揃え、どこに余白を残すか |
| 第8章 マニュアル化 | 何を手順化し、何を手順化しないか |
| 第9章 使い分け指針 | 型・標準・マニュアルをどう判定するか |
導入
| 章 | 解決する問い |
|---|---|
| 第10章 30日プラン | 現場リーダーは何から始めるか |
| 終章 | 型があるからこそ、人はクリエイティブになれる |
本書の特長
01
「始める前」と「終わった後」で現場を変える
実行中の工夫に頼るのではなく、着手前に勝てる前提を揃える「条件設計」と、終わった後に次へつなぐ「締めの型」で、現場の再現性をつくります。
02
1分で書ける道具+上司に送れるチャット文
各章に「まずこれだけ」で始められる最小単位の道具と、上司への説明をそのまま送れるチャット文テンプレートを収録。「読んで終わり」にさせない設計です。
03
型・標準化・マニュアル化の使い分け
すべてを手順化する必要はありません。3つの問いで「型で回す」「標準化する」「マニュアル化する」領域を判定できる仕分けツールを提供します。
04
30日で1周できる導入プラン
1週目は条件設計シートを1枚。2週目は会議1つに決める型を入れる。3週目は1人に任せる。4週目は締めて更新する。この最短ループで、割り込み仕事の減少を実感できます。
30日後に変わること
おすすめの方
現場オペレーションを持つ組織のプレイング管理職・現場リーダー(課長・主任・SV・所長・リーダー)を主な読者としています。複数現場を束ねる管理者、人事・育成担当、改善推進担当の方にもお使いいただけます。
著者について
AUTHOR
山岡哲也(株式会社賢嶺)
研修講師としての登壇経験と、コンサルティングによる現場支援を両立。これまで約50社(大手物流・大手建設・大手ITサービス・大手インフラ等を含む)を支援。人事制度構築、業務構造の再構築、専用外注先構築など、個人の努力に頼らず効果的な業務環境をつくる組織設計・運用設計を強みとする。
型は、管理の檻ではない。
誇りを持って楽に成果を出すための武器です。
迷いが減り、判断が速くなり、余白が生まれる。
その余白こそが、改善・工夫・挑戦・学習の源泉です。
本書が、現場で奮闘するすべてのリーダーの一助となれば幸いです。
書籍に関するお問い合わせ・導入のご相談は
株式会社賢嶺までお気軽にご連絡ください。
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