思考設計・知のデザイン導入プログラム
まずは、1日だけ。
それでも、仕事の見え方は驚くほど変わります。
Noesitect Lab/賢嶺では、
「いきなりフルパッケージの伴走」を前提にはしていません。
多くの組織にとって現実的なのは、
まずは研修という形で試してみる
手応えと課題を確認する
必要なら、そこから継続ラボやコンサルティングにつなげる
というステップだと考えています。
このページで紹介するのは、
その一歩目としての「導入プログラム(研修ライン)」です。
導入プログラムの位置づけ
オリジナルの導入プログラムは、単に知識やフレームワークを教える「講義」ではありません。
・組織の現状の「思考のクセ」「仕事のクセ」を一緒に棚卸しし
・具体的な会議・プロジェクトを題材に、どこに課題があるのかを構造として見える化
・「ここから何を変えていくべきか」の道筋を参加メンバー自身の言葉で描いてもらう
そのうえで、
「この道筋を、本当に実行するなら、次に何が必要なのか?」
を、人事・経営と一緒に考えていくためのイントロダクションです。
こんな人事・育成担当の方に
・研修メニューは増えているのに、会議の質や仕事の進め方が変わっていないと感じている
・「また新しい研修ですか?」と現場から言われ、自分自身も、研修だけでは限界があると薄々感じている
・生成AIやDXの研修を実施したが、日々の業務フローにはほとんど組み込まれていない
・いきなり大きなコンサル契約を結ぶ前に、Noesitect Lab が自社にフィットするか試してみたい
・「研修のその先にある、行動と仕組みの変化」まで見据えた新しいタイプのプログラムを探している
「まずは研修という形なら、社内でも通しやすい」
そんな人事ご担当者が、一歩を踏み出しやすい設計にしています。
オリジナル導入プログラムの特徴
1. 一回の場で「現状」「原因」「次の一手」をここまで描く
多くの研修は、「気づき」や「学び」で終わります。
弊社の導入プログラムでは、最後の1〜2時間を使って、
・今の会議・仕事の流れで起きていること
・その背後にある「前提」や「思考のクセ」
・半年〜1年で変えていきたいこと、変えられそうなこと
を、参加者自身が図解・言語化していきます。
このシートは、そのまま
「次のステップ(ラボ/伴走)への設計図」に転用できます。
2. 汎用的な「良い話」ではなく、自社の案件を使う
抽象的なケースではなく、実際に進行中の
・会議
・プロジェクト(新規事業・制度改定・組織改革など)
・部門の年間方針
などを題材に扱います。
研修が終わった翌日から、
「あの案件、この視点で整理してみよう」と思える状態にすることを重視しています。
3. その後の「Thinking Studio」「AI Dialogue Studio」と滑らかにつながる設計
この導入プログラムで使う
・「思考設計キャンバス」
・「会議・プロジェクトの見立てマップ」
・「半年〜1年の変化のロードマップ」
は、そのまま
・Thinking Studio(思考設計スタジオ)
・AI Dialogue Studio(AI対話スタジオ)
に持ち込んで深掘りできるフォーマットになっています。
研修だけで終わらせず、「この続きはラボでやるしかない」と自然に感じてもらえるように設計しています。
プログラムのバリエーション
A. 1Day インテンシブ
思考設計・知のデザイン 1日集中プログラム
まずは1日だけ、組織の「思考と仕事の現在地」を見える化したい組織向け
概要
・形式:対面/オンライン/ハイブリッド
・時間:6〜7時間(休憩含む)
・対象:管理職・リーダー・選抜メンバー/人事・企画・DX担当 など
・推奨人数:15〜30名程度
1日の流れ(例)
1.オープニング
・「なぜ今、『思考設計』が必要なのか」インプット
2.現状の棚卸し:
・うまくいかない会議・仕事の具体例を出し合い、構造として整理
3.思考のフレーム共有:
・ロジカル・クリティカル・デザイン的視点の「使いどころ」をコンパクトに学ぶ
4.自部門の「仕事の流れ」を描いてみる:
・思考設計キャンバスを使い、業務を可視化
5.「ここを変えれば変わり始める」ポイントの特定
6.今後半年〜1年の変化のロードマップ作成
・研修後に人事・経営と議論できる「たたき台」を作る
じっくり考え抜く 思考設計ブートキャンプ
少し腰を据えて、「考え方」と「仕事の設計」を何層かに分けて掘り下げたい組織向け
概要
・形式:2日連続/3日連続、または数週間に分割実施
・対象:次世代リーダー育成・選抜メンバー研修・新規事業チームなど
・特徴:1日目でインプットと棚卸し、2〜3日目で設計とプロトタイピング
構成イメージ(2日版)
1日目:
思考設計の基本・現状の棚卸し・思考のクセの可視化
2日目:
会議・プロジェクトの再設計ワーク
各チームの「仕事の設計図」発表・対話
連続型のメリット
・参加者同士の関係性が深まり、「本音で今のやり方の課題を語り合える」場になりやすい
・Thinking Studio への移行時、すでに共通言語と小さな成功体験がある状態でスタートできる
B. 連続インテンシブ(2〜3日型)
C. フォローアップ付きプログラム
「やりっぱなし」にしないための、「変化のタネを芽にする」ための設計
概要
・1回目:1日 or 半日研修
・期間:1〜2か月の実務でのトライ期間
・2回目:フォローアップセッション(半日〜1日)
流れのイメージ
1.初回セッション
・思考設計・仕事の棚卸し・「やってみること」の宣言
2.実務での実験期間(1〜2か月)
・各自・各チームで、会議や案件の進め方を少し変えてみる
・簡単な「実験シート」に記録を残す
3.フォローアップセッション
・うまくいったこと、いかなかったことを共有
・思考の前提を振り返り、次の改善サイクルを設計
・Thinking Studio / AI Dialogue Studio への接続案を具体化
「一度やって終わりではなく、少しやってみてからもう一度集まる」
というシンプルな構造だけでも、学びが『「現場の行動」に変わる確率』は大きく上がります。
研修だけでも価値がある
だからこそ、その先が欲しくなる設計に
Noesitect Lab の導入プログラムは、
・研修だけでも、完結する内容にしてあります。
・そのうえで、研修の最後に必ず「ここから先、自分たちだけでできること/外部と一緒にやった方がいいこと」を整理する時間を取ります。
その結果として、
「ここまで見えてしまった以上、この先を一緒に設計してもらわないと困る」
と、経営・人事・現場が感じる状態を目指しています。
お薦めの導入パターン
1.パターン①:1Dayインテンシブ → Thinking Studio
・まず管理職層で1日プログラムを実施
・強い課題感を持ったメンバーで、3〜6か月のThinking Studioへ
2.パターン②:2日連続プログラム → 人材育成体系の見直しコンサル
・中堅〜管理職を対象に、2日連続の思考設計ブートキャンプ
・そこで出てきた課題をもとに、研修体系や評価制度の見直しを伴走
3.パターン③:AI×思考設計 1日プログラム → AI Dialogue Studio
・DX推進+人事+現場リーダーで1日プログラム
・その後、選抜メンバーでAI Dialogue Studioを2〜3か月実施
まずは、この導入プログラムから
いきなりフルサービスを導入する必要はありません。
まずは、1日、あるいは1.5日の「導入プログラム」で、
Noesitect Lab の考え方と、現場との相性を確かめてください。
「研修だけでもやってみようか」
そう思っていただくための設計にしています。